【著者名】塚田幸光
【書名】『クロスメディア・ヘミングウェイ アメリカ文化の政治学』
【出版社】小鳥遊書房
【発行日】2020年3月31日
【価格】3,000円+税
【ページ数】306頁
【ISBN】978-4-909812-33-9
【ホームページ】http://tkns-shobou.co.jp(小鳥遊書房)
【紹介文】
ヘミングウェイが生きた映画/映像の世紀、モダニズム/ファシズムの時代を軸に、ジャーナル、フィルム、フォトグラフ、アート、そしてノヴェルなど、メディアを横断することで「文学」を別角度から検討し、アメリカ文化の政治学を再考察する。
【目次】
はじめに ヘミングウェイと文化の政治学
第1章 クロスメディア・ヘミングウェイ—ニューズリール、ギリシア・トルコ戦争、「スミルナの桟橋にて」—
第2章 睾丸と鼻—ヘミングウェイ詩編と老いの身体論—
第3章 欲望のスクリーン—ターザン、帝国、ジャングル・プール—
第4章 ゲルニカ×アメリカ—イヴェンスとクロスメディア・スペイン—
第5章 ヘミングウェイ、戦争に行く—ジェンダー、ナショナリズム、『脱出』—
[補章1]シネマ×ヘミングウェイ①
—サム・ウッド監督『誰がために鐘は鳴る』—
第6章 マン・オン・ザ・ベッド—コード、ジェンダー、『殺人者』—
[補章2]シネマ×ヘミングウェイ②
—アンドレイ・タルコフスキー監督『殺人者』—
第7章 カリブ×アメリカ—『老人と海』と文化の政治学—
[補章3]シネマ×ヘミングウェイ③
—アレクサンドル・ペトロフ監督『老人と海』—
第8章 ライティング・ブラインドネス—「視」の逃走/闘争—
[補章4]シネマ×ヘミングウェイ④
—フィリップ・カウフマン監督『私が愛したヘミングウェイ』—
おわりに ヘミングウェイ・アンド・ビヨンド
索引
著者紹介