創立20周年 日本ウィリアム・フォークナー協会 第21回全国大会
日本ウィリアム・フォークナー協会の創立20周年を記念する第21回大会を龍谷大学で開催いたします。フォークナー協会は、今年度より研究領域を拡大して、南部文学全般を対象とすることになりました。広くアメリカ文学に関心のある方、会員以外の方のご来聴を歓迎いたします。事前申込み、参加費、不要です。多くの方のご参加をお待ち申し上げます。
日時:2018年9月8日(土)10時30分より
場所:龍谷大学(大宮キャンパス) 東黌301教室
研究発表(10:30~12:40)
司会:山下 昇(相愛大学名誉教授)
1.ハーン小路恭子(金沢大学)
「Rebel Girls, Long-legged Tomboys, and Teenage Desperados ――南部女性文学における反逆する娘像と連帯のナラティブ」
2.島貫香代子(関西学院大学)
「『野性の棕櫚』における異文化表象――ポーランド系移民とケイジャンを中心に」
3. 松下紗耶(九州大学大学院生)
「ブラック・アウトの作用――Go Down, Mosesにおける人種観再考」
講演(14:05~14:25)
平石貴樹(日本ウィリアム・フォークナー協会会長)
「フォークナー協会の20年を振り返って――若い皆さんにむけて」
シンポジウム(14:40~17:10)「ケイト・ショパンと南部」
講師:風呂本惇子
「“Cane River World”――揺らぐショパンの小宇宙」
講師:本合 陽(東京女子大学)
「Kate Chopin とクィアなスペース」
講師:若林麻希子(青山学院大学)
「心象風景としてのルイジアナ――Kate Chopinの地方主義再考」
司会・講師:佐々木真理(実践女子大学)
「Ednaたちの目覚め――変容する南部女性の身体」
懇親会(創立20周年祝賀会)(17:30より)
龍谷大学(大宮キャンパス)清和館3階ホール
お問い合せ先:日本ウィリアム・フォークナー協会事務局
faulkner_society@yahoo.co.jp