本書は米国詩人ロバート・フロスト研究のマイルストーンとして半世紀以上の時を経てもなおその輝きを放ち続けている。現代という時代の文脈の中で牧歌という古い形式の可能性を探ろうとしたフロストの意図の一端がリネン氏の深い洞察よってここに明かされる。

序 文
第一章 牧歌様式――象徴技法と遠近法
第二章 ニューハンプシャーとアルカディア――地方神話
第三章 北部人的話術――象徴としての表現様式
第四章 牧歌体と劇的なるもの
第五章 自然と牧歌体
第六章 現代詩人フロスト

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