2018年10月6日・7日、実践女子大学で開催された日本アメリカ文学会第57回全国大会において、関西支部の里内克巳先生が第3回日本アメリカ文学会賞を受賞され、表彰されました。昨年度の渡邉克昭先生に続き、2年連続で関西支部所属会員の受賞となりました。これに勢いを得て、今後の支部活動も大いに盛り上げていきたいと思います。

授賞式の様子を、懇親会でのスピーチの内容と共にお伝えいたします。

★里内先生の受賞スピーチ★

このたびは学会賞を賜ることができ、たいへん光栄に存じます。多くの方々にサポートいただきました。研究者仲間、同僚、家族、出版社の方など、数え切れませんが、この場を借りまして御礼申し上げます。また、百年以上前のアメリカに生きた人たちの著作・作品と上手に巡り合うことができなければ、到底書き得ませんでした。まだよく研究されていない作家・作品を多く取り上げましたが、どれもユニークで、今の時代に届く力強い〈声〉を持っています。それらに対する関心が高まってくれるきっかけになればと思っております。