2018年5月12(土)に京都大学で開催されました今年度の関西支部総会は、定足数88名(特別賛助会員を除く352名の4分の1:会則第7条2項)に対して出席者(49)と委任状(97)を併せて146名となり、無事成立いたしました。 神戸女学院大学の三杉圭子氏を議長として議事審議が行われ、支部の「2017決算報告書」、「2017年度決算報告明細」、「2018年度予算書」「2018年度行事予定」が承認されました。
講演では、立命館大学ウェルズ恵子氏の司会のもと、神戸市外国語大学名誉教授の辻本庸子氏に、「待合室の情景 ― フラナリー・オコナーとエリザベス・ビショップ」と題して、オコナーとビショップの交流に基づいたテクストの読みについてお話しいただきました。大学院時代からのご友人であるウェルズ恵子先生によるエピソードの披露から会場は暖かい雰囲気に包まれ、オコナ―とビショップに共通する創作の源泉である「待合室」をテーマにテクストと正面から向き合って誠実に読む辻本先生のお話に、聴衆は魅了されました。
講演会のあと、恒例の懇親会が催され、当日飛び入り参加の方も加わっての和やかな夜会となりました。皆様のご協力により、盛会裡に終えることができました。
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