『サンドラ・L・キャッツ著『エリノア・フロスト―ある詩人の妻』(藤本雅樹 訳)』

伝記作者たちによって不当に無視され続けてきた、詩人ロバート・フロストの妻エリノアの真実の姿と二人の不即不離の関係が、キャッツ氏によってここに見事に再現されている。エリノアの生涯はまさに詩人の才能に捧げられた殉教者のそれでもあったのだ。

目次: はじめに/ 序文/ 第1章「なぎ倒された花」/ 第2章「再々生を望んだ愛」/ 第3章「花摘み」 / 第4章「でも世の中は邪悪で」/ 第5章「君もこないかい」/ 第6章「種まき」/ 第7章「黄金の部屋」/ 第8章「楽園に放り込まれて」/ 第9章「いく人かの魔女たち」/ 第10章「最も信頼しあった夫婦」/ 第11章 「翼を合わせて」/ 原注/ 訳者あとがき/ 参考文献/ 索引

発行日: 2017年1月30日
出版社: 晃洋書房(正誤表はhttp://www.koyoshobo.co.jpで公開中)
価格: 本体3500円(税別)

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